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なぜ母の日にはカーネーション?色別でこんなに違う花言葉

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5月の第二日曜日は母の日です。そして母の日と言えば、カーネーション。
皆様は 「どうしてカーネーションなの?」 と疑問に思ったことはありませんか?

ここでは母の日にどうしてカーネーションを贈るのか、色別で意味の異なるカーネーションの花言葉についてご紹介します。


◆ 母の日のはじまり

母の日は1910年にウェストバージニア州で始まり少しずつアメリカ全土に広まっていき、1914年に正式に「母の日」として制定されました。ウェストバージニア州の知事が、「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言するに至った背景には、アンナ・ジャービスの働きかけがあったと言われています。

アンナの母親であるアン・ジャービスは、かつてアメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っていました。この女性は負傷兵の衛生状態を改善する「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を立ち上げ、敵兵のケアも献身的に行っていたとされています。アンが亡くなった2年後の1907年5月12日に、娘のアンナは亡き母を追悼する会を教会で行い、母が好きだった白いカーネーションを参加者に配りました。これが「母の日」の起源と言われており、アンナの行動によって白いカーネーションが母の日のシンボルと認識されるようになりました。

日本で初めて母の日のイベントが開かれたのは明治末期頃であり、当時教会で行われたイベントによって、人々の間に広まったと伝えられています。



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◆ 色別で違うカーネーションの花言葉

花言葉には決まりがなく、それぞれの花言葉の起源は明確にされていません。日本では言い伝えや、花に携わる人たちが考えたものを起源としています。そのため花言葉は国や地域によって異なっており、時代の流れとともに変化することもあります

母の日の代名詞とも言える定番の赤は 【 母への愛 】 や 【 母の愛 】  【 純粋な愛 】 【 真実の愛 】などです。カーネーション各色の花言葉のなかで、最も直接的な母親への想いが込められています。

濃い赤
同じ赤でも色が濃く、色味が暗い深い赤のカーネーションは、 【 私の心に哀しみを 】 という意味合いに変わります。そのため母の日には単に赤い色を選ぶのではなく、色の明暗にも着目することが大切です。

ピンク
可愛らしいピンクのカーネーションの花言葉は、 【 感謝 】 や 【 気品 】 【 温かい心 】 【 美しい仕草 】 です。赤いカーネーション同様、こちらも母の日に伝えたい想いが込められた花言葉になっています。

母の日が始まった頃にシンボルとされていた、白いカーネーションの花言葉は 【 私の愛情は生きている 】 や 【 尊敬 】 です。亡くなった母親をしのんで贈る花の定番として有名なカーネーションです。

黄色
淡い黄色のカーネーションは華やかな見た目ですが、花言葉は 【 嫉妬 】 です。嫉妬も裏を返せば憧れからくるもの。【 あなたの笑顔にはいつも嫉妬してしまいます 】 なんてチャーミングなメッセージと共に贈るのもお洒落ですね。

オレンジ
オレンジのカーネーションの花言葉は 【 熱烈な愛 】 や 【 純粋な愛 】です。見た目に反して、赤よりも愛にあふれた情熱的な花言葉ですね。口には出せない思いを花言葉として相手へ伝えるにはピッタリの花言葉ですね。

古くから高貴な色とされる紫のカーネーションの花言葉は、 【 誇り 】 や 【 気品 】 です。紫のカーネーションの歴史は新しく、1997年頃から市場で流通し始めました。毎年同じ色もなぁ…と変化を付けたい方にオススメです。



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◆ おわりに

花に思いを託すのは今も昔も同じですね。普段は照れくさくて言えない言葉も花言葉として伝えるのも一つの方法です。母の日にいつも言えない思いを是非伝えて下さい。


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2018.03.26